初めて海外で生活する際、最も気になることの一つがお金の管理ですよね。
特に日本の銀行を通じて海外送金を行うとかなりの手数料がかかってしまいます。
そこで今回は、為替手数料が一切かからないとっておきの国際送金サービス「WISE」をご紹介します。
また、WISEのデビットカードは作るべきなのか…実体験をお伝えします!
WISEとは?
「WISE」は2011年から始まった海外送金サービスです。
2016年から日本円にも対応しており最安の手数料で海外送金が可能になりました。
WISEはネットを利用したサービスで銀行での送金に比べて早く、簡単にできるのが利点です。
1つのアカウントで海外送金を最大7倍お得にして40通貨に対応しています。
WISEを利用した海外送金にかかる手数料は?
WISEの海外送金手数料は送金額の0.5%〜1.0%のみです!
一般の銀行に比べて無駄な手数料を省き「安く」「早く」海外送金を可能にしています。
一般の銀行の場合
海外送金手数料(中継手数料)+為替手数料がかかります。
海外手数料(中継手数料)は三菱UFJ銀行(2,500円)、三井住友銀行(3,000円)、ゆうちょ銀行(3,000円)。他銀行でも2000円〜3500円かかるようです。
為替手数料は実際の為替レートより1.5円ほど高く設定されます。1€=155円の場合は1€=156.5円になります。
このレートは公式に発表されていないことが多く、送金するまでレートがわかりません。
WISEの場合
海外送金手数料(送金額の0.5%〜1.0%)しかかかりません。
リアルタイムの為替レートが適用され為替手数料は0円になります!
WISEは中継銀行の役割を全て担っているため無駄な手数料がかかることはありません。
また国内送金を生かした仕組みになっているため、手数料やかかる時間を抑えることができます。
実際に手数料はいくらかかる?
実際にかかる手数料はいくらなのか検証していきます。
仮に10万円分を送金する場合のシミュレーションをしてみます。
(2023年12月のデータです)
合計手数料 | (最低手数料) | |
円🇯🇵→米ドル🇺🇸 | 792円 (0.79%) | 77円 |
米ドル🇺🇸→円🇯🇵 | 5.76USD (0.81%) | 1.89USD |
円🇯🇵→ユーロ🇪🇺 | 715円 (0.72%) | 69円 |
ユーロ🇪🇺→円🇯🇵 | 5.66EUR (0.86%) | 1.70EUR |
総金額に対して0.5%〜1.0%の手数料しかかかりません。
総金額が大きいほど手数料も下がる仕組みです。
送金のシミュレーションはWISEの公式サイトで確認することができますよ!
WISEにログインする方法
まずはWISEのアカウントを作成します。
WISEの公式サイトから手順に沿って必要な書類を提出します。
- 顔写真付きの身分証明書
- 住所証明書
- 本人確認(身分証明書を持った自撮り写真などを使って)
本人確認には2営業日程度かかるので注意が必要です!
口座開設後はアプリを利用してWISEに入金したり出金したりすることができます。
使い方はとても簡単で、全てアプリ内で完結することができますよ♪
WISEのデビットカードは作るべき?
WISEのデビットカードは作ることをオススメします!
海外に移住した後に現地の銀行を開設をしてクレジットカードを作ることも可能ですが、
ビザの手続きなどで実際に銀行を開設するには1ヶ月〜2ヶ月かかります。
その間、日本のクレジットカードを利用することも可能ですがレートが悪く手数料も取られてしまいます。
WISEのデビットカードはWISEの口座からその場で引き落としされるため手数料がかなり抑えられます。
また、ATMで現金を下ろすこともできるキャッシュカードとしても利用できるため持っておいて損はありません!
カードは無料で作成できますよ!
まとめ
今回は、為替手数料が一切かからないとっておきの国際送金サービス「WISE」をご紹介しました。
- 2016年から日本円にも対応しており格安の手数料で海外送金が可能になりました。
- WISEの海外送金手数料は送金額の0.5%〜1.0%のみで為替手数料は0円です。
- ログインするにはWISEのアカウントを作成し必要な書類を提出する必要があります。
- WISEのデビットカードは口座からその場で引き落としされキャッシュカードとしても使える便利なカードです。