ワーホリ

【オランダワーホリ】ビザの申請方法!実体験をもとに解説。

2023年のオランダワーホリに参加しています!

5月初旬に渡欧し約1ヶ月半ほどで滞在許可書を無事に入手することができました

今回は私が行った申請手続きについて解説していきます。

①在日オランダ大使館に事前登録

4月1日から先着200名の受付が行われるため、4月1日に在日オランダ大使館にメールで申請しました。

申請メールの内容

宛先:TOK-WHP@minbuza.nl

件名:Pre-registration for the 2023-2024 Working Holiday Program(任意)

メールの内容

  • Name: YAMADA, Aya(姓,名の順に、姓は大文字)
  • Passport Number: AA1234567
  • Date of Birth: 2000 – JAN – 01(西暦 – 月 – 日)

※赤字は個人の情報を入れてください

時間の指定はありませんでしたが、7時間の時差を考え16時ごろ(日本時間)に連絡したらすぐに受付完了の連絡が来ました。

4月7日には正式に受付が行われた旨の連絡があり、晴れてオランダワーホリの第一歩を踏むことができました!

事前登録は受付後90日間のみ有効とされているので渡航時期に合わせて申請を行う必要があります。

2023年は7月に先着200人の枠が埋まったそうです。

年々人気が高まり埋まるのが早くなっているので出来るだけ早めの申請をオススメします!

②日本で準備すること

現地に到着後IND(オランダ移民管理局)に送付する書類を準備します。

※書類は全てA4の片面印刷です

  • パスポートのコピー
  • 銀行口座残高証明書(英語)のコピー
  • 事前登録完了を通知するメールのコピー
  • アポスティーユ認証済の戸籍謄本とコピー
  • Application FormとAntecedents Certificateのコピー

日本でできる準備はこの5つの書類と郵送するための封筒(A4が入る)を準備することです。

一つずつ詳細を見ていきましょう!

パスポートのコピー

最低でも13ヶ月以上の有効期限があることを確認しておきましょう。

実際にはシェンゲン協定に加盟している国では入国時に「滞在日数+3ヶ月間以上の有効期限」が必要になります。

帰国間際にヨーロッパ近郊の旅行する予定の人はシェンゲン協定を出るとオランダに帰れなくなる可能性があります。

余裕を持って16ヶ月以上の有効期限にしておくことをおススメします。

また、オランダは日本のようにコンビニがなくコピーを取るのに苦労します。

あらかじめ3枚程度余裕を持って準備しておきましょう。

パスポートを無くした場合にも役立ちます。

銀行口座残高証明書(英語)のコピー

銀行にて英文の残高証明書を取り寄せましょう。

三菱UFJ銀行の場合はアプリから550円で申し込むことができ1週間ほどで届きました。

残高は帰国便が購入できるくらい(10万円以上)と言われています。

渡航の1ヶ月〜2ヶ月前に取り寄せたものが有効となります。

現地の賃貸借契約などでも必要になる場合があるため2部はコピーしておいた方が良いと思います。

事前登録完了を通知するメールのコピー

在日オランダ大使館から返信のあった事前登録メールをコピーします。

アポスティーユ認証済の戸籍謄本とコピー

まず市町村の役場で戸籍謄本を取得します。

その後外務省の公式サイトを確認してアポスティーユ認証を受けます。

アポスティーユ認証とは、日本の公文書を外国の官公庁に提出する際に必要とされる認証です。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000608.html

  • 証明が必要な公文書(発行日より3か月以内の原本)
  • 申請書(公印確認またはアポスティーユ)
  • 委任状(代理人の方による申請のみ)
  • レターパックライトなど返送用封筒(返送先要記入)

を封筒に入れ外務本省(東京)の住所または大阪分室の住所に送付します。

1週間〜2週間ほどで返信が来たらコピーを2部以上取っておきしょう。

Application FormとAntecedents Certificateのコピー

ビザ申請用の書類をダウンロードして記入します。

https://ind.nl/en/forms/7520.pdf

名前や生年月日、犯罪証明など記入していきます。

住所の欄については住民登録をする住所でなくても大丈夫です。

ホテルやステイ先の住所などオランダで書類を受け取れる住所を記入しましょう。

日本の住所を書くとINDからの返信が日本に郵送されるので注意です!

電話番号は渡航後に契約した電話番号を記入することになります。

私は現地のSIMを購入しなかったので日本の携帯番号(+81をつける)を記入しましたが問題ありませんでした。

こちらも確認用にコピーをとっておくのが良いと思います。

③現地到着後にすること1

2023年よりアポスティーユ認証済の戸籍謄本をさらに英文バージョンに翻訳してリーガリゼーションしてからINDに送付する必要になりました。

リーガリゼーションとは、証明者の署名や公印を別の公的機関が更に証明するという制度

英文バージョンに翻訳

ハーグの在オランダ日本国大使館の窓口または郵送で申請します。

窓口に行く場合は

  • 英文の戸籍謄本
  • パスポート

郵送の場合は

を封筒に入れて郵送します。

申請を行う際は大使館の最新情報を確認するようにしてください。
https://www.nl.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_shomei.html#mibun

受け取りは在オランダ日本国大使館まで行く必要があります。

手数料として現金で9ユーロ払う必要があります。(現金のみの対応)

リーガリゼーション

同じくハーグにある外務省窓口でリーガリゼーションを行います。

11時半までに訪問すれば当日に書類を受け取ることができますよ。

外務省では番号札を取り、呼ばれたら窓口にいきます。

「リーガリゼーション」と伝えて大使館で受け取った英文版の書類を渡せば手続きしてもらえます。

10分ほどしたら窓口に呼ばれ、手数料としてカードで10ユーロ支払います。(カードのみの対応)

これでリーガリゼーションは完了です!

④現地到着後にすること2

IND(オランダ移民管理局)に送付する書類を準備します。

  • パスポートのコピー
  • 銀行口座残高証明書(英語)のコピー
  • 事前登録完了を通知するメールのコピー
  • リーガリゼーション済の戸籍謄本とコピー(③現地到着後にすること1で準備)
  • Application FormとAntecedents Certificateのコピー

宛先

IND Directie Regulier Verblijf en Nederlanderschap 
P.O. Box 5 9560 AA Ter Apel

5つの書類を上記の宛先に送付します。

⑤INDから返信が届く

2週間ほどでINDから返信が届きます。

書類には主に以下の3点の内容が書かれています。

  • 一時滞在許可が認められたこと
  • 2週間以内に申請料70ユーロを支払う必要があること
  • 出来るだけ早くINDで生体認証を受ける必要があること

申請料を振り込む口座などが明記されているため、自分で振り込みます。

WISEを登録していればWISEからオンラインで振り込むことができますよ!

WISEについてはコチラ!

INDの生体認証はネットから訪問日を予約する必要があります。

私は1週間以内の予約を取り生体認証を受けることができました。

⑥滞在許可書の入手

生体認証を受けるとその場で滞在許可書を受け取ることができます。

ワーキングホリデービザのため有効期限は1年間です。

日本のマイナンバーカードのようなもので身分証明としても利用することができます。

よくある失敗

ワーホリビザ申請に時間がかかってしまった方もいるようです。

最もよくあるのが「INDから返信が来ない」ことのようです。

INDに提出するApplication Formを書く際に日本の住所を書いてしまったりすると返信が届きません

必ずオランダの滞在先の住所を書くようにしましょう!

まとめ

今回はワーホリビザの事前登録から滞在許可書の入手までを解説しました。

今後オランダワーホリに挑戦する方の参考になればと思いまとめてみましたが、毎年申請内容が少しずつ変わっています。

最新の情報は大使館のサイトを確認してみてください!

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